2012年

著書

  1. 松井三枝:認知発達の脳科学的基盤、根ヶ山光一・仲真紀子(編)発達科学ハンドブック4「発達の基盤:身体、認知、情動」、Pp105-118, 新曜社、東京、2012

原著

  1. Ibuki K, Watanabe K, Yoshimura N, Kakimoto T, Matsui M, Yoshida T, Origasa H, Ichida F: The improvement of hypoxia correlates with neuroanatomical and developmental outcomes; Comparison of mid-term outcomes in infants with transposition of the great arteries or single ventricle physiology. Journal of Thoracic and Cardiovascular Surgery,143(5), 1077-1085, 2012.
  2. Uematsu A, Matsui M, Tanaka C, Takahashi T, Noguchi K, Suzuki M, Nishijo H: Developmental trajectories of amygdala and hippocampus from infancy to early adulthood in healthy individuals. PLoS ONE, 7(10), e46970, DOI: 10.1371/journal.pone.0046970, 2012
  3. Tanaka C, Matsui M, Uematsu A, Noguchi K, Miyawaki T: Developmental trajectories of the fronto-temporal lobes from infancy to early adulthood in healthy individuals. Developmental Neuroscience, (DOI:10.1159/000345152) Published Online: December 21, 2012 .
  4. Sakai T, Matsui M, Mikami A, Malkova L, Hamada Y, Tomonaga M, Suzuki J, Tanaka M, Miyaba-Nishiwaki T, Makishima H, Nakatsukasa M, Matsuzawa T: Developmental patterns of chimpanzee cerebral tissues provide important clues for understanding the remarkable enlargement of the human brain. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences, 280 (1753), Published online December 19, 2012 doi: 10.1098/rspb.2012.2398
  5. 三浦佳代子、足立耕平、小池敦、馬場啓至、松井三枝:左側頭葉前部切除例における言語性記憶障害と記銘方略の関連、心理学の諸領域、1(1)、10-17, 2012
  6. 星野貴俊、松井三枝:健常青年における統合失調型パーソナリテイ傾向とQuality of Lifeとの関連、心理学の諸領域、1(1)、27-34, 2012

資料

  1. 松井三枝:臨床心理専門家養成のための医療実習に関する実態調査、富山大学杉谷キャンパス一般教育研究紀要、40、111-114, 2012

総説

  1. 松井三枝:統合失調症の認知機能改善療法, Schizophrenia Frontier,13(1), 28-33, 2012
  2. 柿本多千代,松井三枝,市田蕗子:ACHDの心理学的特徴と心理的ケア、Heart, 12(12),71-78, 2012

学会報告

  1. Matsui M, Uematsu A, Tanaka C, Tanaka MM, Noguchi K, Takahashi T, Nishijo H, Suzuki M: Age-related volumetric changes of hippocampus and amygdala from healthy infants to adults. International Neuropsychological Society 40th Annuual Meeting, 2012, 2, 15-18, Montreal
  2. Miura K, Matsui M. : A study of factors related to the selection and use of memory strategy: from the perspective of metamemory. 10th Tsukuba International Conference on Memory, 2012, 3.4-6, Tokyo
  3. Matsui M, Takeuchi A, Katagiri M, Matsuda Y, Suzuki M : Deficit in shifts of attention to different levels of global-local stimuli in patients with schizophrenia. Cognition in Schizophrenia 2012: A Satellite Meeting of the Schizophrenia International Research Society , 2012, 4, 14, Florence, Italy
  4. Katagiri, M., Miya, K., Miyawaki, T., Matsui, M. : Do individuals with autism spectrum disorder have deficits in disengagement and/or multimodal processing? The 20th World Congress of the International Association for Child and Adolescent Psychiatry and Allied Professions, 2012, 7, 21 – 25, Paris, France.
  5. 片桐正敏、松井三枝、河西哲子、室橋春光: LocalからGlobalへの注意の切り替えの問題―アスペルガー症候群での検討―. 富山大学大学院生命融合科学教育部シンポジウム、2012、1,12、富山
  6. 松井三枝、植松明子、田仲千秋、梅野克巳、高橋努、野口京、鈴木道雄、西条寿夫: Developmental Trajectories of Hippocampus and Amygdala from Infancy to Early Adulthood in Healthy Individuals. 富山大学大学院生命融合科学教育部シンポジウム、2012、1,12、富山
  7. 柿本多千代,松井三枝,市田蕗子,平井忠和,芳村直樹:先天性心疾患患者の心理的特徴、第14回日本成人先天性心疾患学会、2012, 1, 14-15, 東京
  8. 白石公,丹羽公一郎,賀藤均,落合亮太,市田蕗子,市川肇,池田智明,中西宣文,赤木禎治,八尾篤,中西敏雄,松井三枝,城戸佐知子:成人先天性心疾患の診療体制の構築、第14回日本成人先天性心疾患学会、2012, 1, 14-15, 東京
  9. 片桐正敏、松井三枝:抽象的推論と実行機能の関係、日本発達心理学会第23回大会、2012, 3, 9-11、名古屋
  10. 片桐正敏:実行機能の発達は言語発達を予測する、日本発達心理学会第23回大会、2012, 3, 9-11、名古屋
  11. 伊丸岡俊秀、國見充展、松田幸久、松本圭、松井三枝、西条寿夫:高不安者は課題関連の脅威刺激処理を抑制する、日本心理学会「注意と認知」研究会第10回合宿研究会、2012,3、18-20、名古屋
  12. 片桐正敏、河西哲子、松井三枝、室橋春光: アスペルガー障害は局所から広域への注意レベルの切り替えの困難を抱えている、日本認知心理学会第10回大会、2012,6,2-3、岡山
  13. 白石公, 丹羽公一郎, 賀藤均, 八尾厚史, 市田蕗子, 松井三枝, 市川肇, 大内秀雄, 中西宣文, 池田智明, 赤木禎治, 厚生労働省研究班「成人に達した先天性心疾患の診療体制の確立に向けた総合的研究」、第48回日本小児循環器学会学術集会、2012, 7, 5-7, 京都
  14. 松井三枝、柿本多千代,市田蕗子,中澤潤、八木原俊克:ベイリー検査の有用性と臨床応用、サテライトシンポジウムBayley式乳幼児発達評価法第3版実践講習会、第48回日本周産期・新生児医学会学術集会、2012, 7, 8, 大宮
  15. 星野貴俊、松井三枝:統合失調症患者における運転行動の実態と認知特性―家族へのアンケート調査による予備的検討―、第182回北陸精神神経学会、2012, 7, 15, 福井
  16. 三浦佳代子、松井三枝:学習判断における記憶方略の影響、日本心理学会76回大会、2012,9,11-13、東京
  17. 松本圭、西山志満子、村中泰子、瀧波賢治、松井三枝:勤労者を対象とした短期集団認知行動療法の効果―セッション毎の気分変化の検討―、日本心理学会76回大会、2012,9,11-13、東京
  18. 西山志満子、松本圭、村中泰子、瀧波賢治、松井三枝:勤労者を対象とした短期集団認知行動療法の効果―介入前後における効果指標の検討―、日本心理学会76回大会、2012,9,11-13、東京
  19. 松井三枝:ワークショップ「覚醒下手術と神経心理学」指定討論、日本心理学会76回大会、2012,9,11-13、東京
  20. 松井三枝:ワークショップ「コミュニケーション基盤の発達と脳機能の特殊化・可塑性」指定討論、日本心理学会76回大会、2012,9,11-13、東京
  21. 三浦佳代子、松井三枝:健常者における言語性対連合課題時の記憶方略利用と情動の関連、第36回日本神経心理学会総会、2012,9,14-15、東京
  22. 大塚貞男:心理検査結果に基づく認知面の変化に関する検討―問題解決に焦点を合わせて介入を行なった解離性障害の事例―、日本心理臨床学会第31回大会、2012, 9, 14, 日進、愛知
  23. 三浦佳代子、松井三枝:課題遂行方略の効果的利用に対するアパシーの影響、第17回日本認知神経科学会学術集会、2012, 9, 29-30, 東京
  24. 星野貴俊、松井三枝:大学生における統合失調症型パーソナリテイとQuality of Lifeの関連、第17回日本認知神経科学会学術集会、2012, 9, 29-30, 東京
  25. 田中ミルタ恵、松井三枝:脳梁形態の健常発達―MRIによる検討―、第17回日本認知神経科学会学術集会、2012, 9, 29-30, 東京
  26. 三浦佳代子、松井三枝:メタ記憶のモニタリング機能に関する研究~学習判断の正確さに対する抑うつ・前頭葉機能の影響~(大会発表賞)、第47回北陸心理学会大会、2012, 10, 27, 金沢
  27. 片桐正敏、宮一志、松井三枝:注意からみた自閉症スペクトラム障害のマルチモーダル処理、第47回北陸心理学会大会、2012, 10, 27, 金沢
  28. 片桐正敏:自閉症スペクトラム障害のある子どもにおけるマルチモーダル処理、第53回日本児童青年精神医学会総会、2012, 11, 1, 東京
  29. 酒井朋子、平田聡、竹下秀子、松井三枝、三上章允、濱田譲、松沢哲郎:胎児期から乳児期の発達原理に基づくヒトの大脳化の進化的基盤の解明、第66回日本人類学会大会、2012、11,2-4、東京
  30. 星野貴俊、松井三枝:統合失調症型パーソナリテイと主観的認知機能評定との関連、第12回精神疾患と認知機能研究会、2012, 11,10, 東京
  31. 星野貴俊、松井三枝:統合失調症患者の運転行動と日常的認知機能との関連―家族への調査の検討から―、第5回運転と認知機能研究会、2012、12、1、東京
  32. 松井三枝:統合失調症のための認知リハビリテーションと機能改善、富山大学大学院研究推進事業シンポジウム:神経機能回復の新地平、障害とその代償性潜在能力の生命科学的研究会、2012、12,6、富山
  33. 西山志満子,高橋 努,古市厚志,松岡 理,樋口悠子,住吉佐和子,上野舞里子,松井三枝,住吉太幹,倉知正佳,鈴木道雄: 統合失調症の各病期における自我障害の横断的比較、第16回日本精神保健・予防学会、2012, 12, 15-16, 東京
  34. 星野貴俊、松井三枝:健常青年における統合失調症型パーソナリテイと主観的認知機能との関連、第16回日本精神保健・予防学会、2012, 12, 15-16, 東京

その他

  1. 松井三枝:統合失調症の認知機能と心理的側面1、平成23年度富山市統合失調症家族教室、2012,2,28、富山
  2. 松井三枝:統合失調症の認知機能と心理的側面2、平成23年度富山市統合失調症家族教室、2012,3,8、富山
  3. 片桐正敏:自閉症スペクトラム障害のある子どもの聴覚処理の特異性―近赤外線スペクトロスコピーによる検討―、北陸発達科学研究会、2012, 3, 15, 上越
  4. 松井三枝:統合失調症の理解と認知機能の解明について、富山県立ふるさと支援学校研修会、2012, 6, 18, 富山
  5. 松井三枝:精神疾患における運転特性の研究、とやま産学官金交流会2012、2012,11,14、高岡
  6. 松井三枝::成人に達した先天性心疾患患者の心理・行動の特徴とその関連要因の検討、厚生労働省科学研究費補助金循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業「成人に達した先天性心疾患患者の診療体制の確立に向けた総合的研究」研究成果資料、243-259、2012.