日本認知心理学会神経心理学部会第1回対面研究会(2023/3/4 終了)

日時:2023年3月4日(土)13:30〜

開催方式:ハイブリッド開催(参加費無料)
会場:帝京平成大学池袋キャンパス本館706教室

テーマ:書字障害のメカニズム

<プログラム>
13:30-13:40 開会あいさつ
13:40-14:20 発達障害傾向と書字についてのアナログ研究
惠 明子先生(熊本大学大学院社会文化科学教育部)
14:20-15:00 書字の視線計測  徳重真一先生(杏林大学医学部神経内科)
15:10-15:50 失タイピング    東山雄一先生(横浜市立大学医学部神経内科)
15:50-16:30 失書の神経基盤  櫻井靖久先生(三井記念病院総合健診センター)
16:35-16:55 総合討論
16:55- 閉会あいさつ

◉ 日本認知心理学会神経心理学部会 代表者:松井三枝(金沢大学)事務局:永井知代子(帝京平成大学),仁木千晴(東京女子医科大学),山田千晴(早稲田大学)

◉ PPA研究会 代表者:永井知代子(帝京平成大学), 事務局:植田 恵(帝京平成大学)

著書出版「脳の働きに障害を持つ人の理解と支援」

松井三枝、緑川晶(編):脳の働きに障害を持つ人の理解と支援ー高次脳機能障害の実際と心理学の役割、誠信書房、 2023 ISBN:9784414311273

日本心理学会の公開シンポジウム「高次脳機能障害の実際と心理学の役割」の講演者が中心となってまとめた一冊。高次脳機能障害と臨床神経心理学についての基礎的な事項をまとめた第Ⅰ部と、より応用的・実際的な事項をまとめた第Ⅱ部から構成されている。高次脳機能障害についての理解を深めることができる本書は、心理学の立場から何ができるのか、あるいは心理学に何が求められているのかを考えていくうえで必読の書である。出版社HPより引用 https://www.seishinshobo.co.jp/book/b10026665.html

【目次】
編者はじめに

第Ⅰ部 高次脳機能障害と心理学──総論
第1章 精神科的観点からの高次脳機能障害
第2章 心理学的な観点からの高次脳機能障害
第3章 高次脳機能障害の臨床心理学的アセスメント
第4章 高次脳機能障害の学び
第5章 臨床神経心理士制度と公認心理師への期待

第Ⅱ部 高次脳機能障害と心理学──各論
第6章 高次脳機能障害の当事者
第7章 高次脳機能障害における心理臨床
第8章 認知症・高次脳機能障害の人の自動車運転
第9章 高次脳機能障害の人の「症状」を可視化する
第10章 発達障害や小児の高次脳機能障害
第11章 認知症・軽度認知障害(MCI)における認知機能の障害
第12章 高次脳機能障害の〝ポジティブ〟な面

編者あとがき

執筆者
松井三枝【編者はじめに・第4章】
三村 將【第1章】
坂爪一幸【第2章】
小海宏之【第3章】
森 悦朗【第5章】
山口加代子【第6章】
平林 一【第7章】
河野直子【第8章】
仁木千晴【第9章】
片桐正敏【第10章】
柚木颯偲【第11章】
緑川 晶【第12章・編者あとがき】

北陸心理学会第57回大会(2022/12/17)の案内

富山大学で開催されます。研究室からは下記の演題の発表予定です。

  1. 蝦名昂大、松井三枝、木下雅史、斎藤大輔、滝口雄太、中田光俊:脳腫瘍患者における腫瘍摘出手術後の認知機能と安静時機能的結合、北陸心理学会第57回大会、2022, 12, 17, 富山(予定)
  2. 滝口 雄太、蝦名 昂大、松井 三枝:生涯的な余暇活動によって認知機能の低下を抑えることができるのかーこれまでに経験してきた活動や余暇の多様な側面を考慮してー、北陸心理学会第57回大会、2022, 12, 17, 富山(予定)

論文掲載(2022/11/14)

老年精神医学雑誌2022年10月号に特集「認知予備能Up to Date」が組まれ、9本の論文が掲載されいます。その中のひとつとして、研究室からの下記論文もあります。

松井三枝:認知予備力の神経心理学、老年精神医学雑誌、33(10), 1013-1018, 2022

令和5(2023)年度4月入学 金沢大学大学院人間社会環境研究科(博士前期課程) 人文学専攻公認心理師養成プログラム第2期募集の実施

令和5(2023)年度4月入学 金沢大学大学院人間社会環境研究科(博士前期課程)
人文学専攻公認心理師養成プログラム第2期募集の実施に関する情報が公開になっています。

https://www.kanazawa-u.ac.jp/info/detail.php?e=1240&fbclid=IwAR0rAMm9hhCiTLe4y5wmkELWAiQc3Zv9aEs52xMEYk-ZS88fAF4j1hnpjIQ

 

https://human-socio.w3.kanazawa-u.ac.jp/admissions/adm_master/

 

求人情報(研究補助・事務補助・技術補助員)

心理関連の技術補佐員・事務補佐員を下記のように募集しています。関心ある方は応募フォームよりご連絡いただけると幸いです。

募集内容

技術補佐員ないしは事務補佐員

  • 勤務地:金沢大学 認知科学・臨床心理学教室(角間キャンパス)
  • 内容:Word、Excelを使用しての書類作成や、データ整理・管理など。心理学の教育経験に応じた技術補佐。
  • 勤務時間・日数:応相談
  • 勤務開始:応相談
  • 給与:金沢大学規程にもとづく
  • 待遇:勤務形態によっては社会保険完備、車通勤可、交通費支給(大学規程による)

注:(心理学の教育を受けたきた人、公認心理師等資格を有する人ないしは資格を有する見込みのある方は歓迎)

応募フォーム