学術会議叢書「社会脳から心を探る」が出版されました

日本学術会議心理学・教育学委員会 脳と意識分科会関連の本になります。

学術会議叢書26 社会脳から心を探るー自己と他者をつなぐ社会適応の脳内メカニズムー 公益財団法人日本学術協力財団

目次

発刊に寄せて 山極壽一

発刊にあたって 苧阪直行

自己と他者をつなぐ社会脳 苧阪直行

社会脳から見た発達障がい 菊知 充

協力と公正を支える社会脳 大平英樹

社会脳とギャンブル 高橋英彦

精神疾患と社会脳ー認知機能障害からみた統合失調症 松井三枝

社会脳から見た自己と身体意識 今水寛

 

概観論文が掲載されました

雑誌Clinical Neuroscience 2月号 テーマ「前頭葉―脳の司令塔」に掲載されました。

松井三枝:前頭葉・実行機能プログラム(Frontal/Executive Program: FEP) 日本語版、Clinical Neuroscience, 38 (2), 247-249, 2020

協力研究論文が受理されました

Chihiro Tohda , Mie Matsui, Yuna Inada, Ximeng Yang, Tomoharu Kuboyama, Yoshiyuki Kimbara, Hidetoshi Watari: Combined treatment with two water extracts of Eleutherococcus senticosus leaf and rhizome of Drynaria fortunei enhances cognitive function: a placebo-controlled, randomized, double-blind study in healthy adults. Nutrients (IF=4.171), in press.富山新聞1月25日記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

協力研究論文が受理されました

慶応義塾大学精神・神経科学教室精神薬理学研究室の先生方との共著論文です。

Tarumi R, Tsugawa S, Noda Y, Plitman E, Honda S, Matsushita K, Chavez S, Sawada K, Wada M, Matsui M, Fujii S, Miyazaki T, Chakravarty M, Uchida H, Remington G, Graff-Guerrero A, Mimura M, and Nakajima S: Levels of Glutamatergic Neurometabolites in Patients with Severe Treatment-Resistant Schizophrenia: a Proton Magnetic Resonance Spectroscopy Study, Neuropsychopharmacology (IF=7.180), in press.

協力研究論文が受理されました

国立精神・神経医療研究センター行動医学研究部認知機能研究室の先生方との共著です。

Hiroaki Hori, Fuyuko Yoshida, Mariko Itoh, Mingming Lin, Madoka Niwa, KEIKO INO, Risa Imai, Sei Ogawa, Mie Matsui, Toshiko Kamo, Hiroshi Kunugi, Yoshiharu Kim: Proinflammatory status-stratified blood transcriptome profiling of civilian women with PTSD., Psychoneuroendocrinology (IF=4.013), in press

論文受理されました

日本小児神経科学会の学会誌「脳と発達」に稲田祐奈研究員がファーストで執筆した論文が採択されました。

稲田祐奈、松井三枝、川崎裕香子、吉田丈俊:Bayley発達検査の縦断比較による極低出生体重児の発達特徴、脳と発達、印刷中

協力研究論文が受理されました

Akiko Hiraiwa, Fukiko Ichida, Hideki Origasa, Keiichi Hirono, Keijiro Ibuki, Kenichi Oishi, Mie Matsui, Naoki Yoshimura, Yukako Kawasaki: Brain development of children with single ventricle physiology or transposition of the great arteries: A longitudinal observation study, Seminars in Thoracic and Cardiovascular Surgery, in press.

「学術の動向」最新号情報(特集 認知症の診断・治療と心理学の役割)

2018年度に日本学術会議(健康・医療と心理学分科会)と日本心理学会の共催で企画した公開シンポジウムの内容にもとづく特集「認知症の診断・治療と心理学の役割」が掲載されました。

2019年5月号

表紙の画

  • 松井三枝

特集
認知症の診断・治療と心理学の役割

  • 特集の趣旨 / 松井三枝
  • 認知症医療に心理学が果たすべき役割 / 岩原昭彦
  • 認知症医療における神経心理学的視点と心理的サポートの重要性 / 池田学
  • 認知症医療における心理学の過去・現在・未来を考える / 八田武志
  • 神経心理学的症候のとらえ方 / 小森憲治郎
  • 認知症の人の意思決定支援における心理学への期待 / 成本 迅
  • 認知症ケアで大切なこと ─介護場面における「ケア対コントロール」と日常会話 / 佐藤眞一
  • 語られないことの理解 ─認知症の残存機能 / 緑川 晶
  • 医療へ貢献する心理学教育・研究の考え方 / 平井 啓