当臨床認知科学(神経心理学・医療心理学・臨床心理学)研究室での修士大学院希望者はこちらで応募できます。(募集要項)
第1期募集日程は下記です。なお、第2期募集は2018年1月に予定されています。
説明会 平成29年10月17日12:00-12:50 人間社会第1講義棟2階 202講義室
出願期間 | 平成29年11月2日(木)~11月9日(木) |
試験 | 平成29年12月2日(土) |
専門分野:臨床神経心理学、認知神経科学
当臨床認知科学(神経心理学・医療心理学・臨床心理学)研究室での修士大学院希望者はこちらで応募できます。(募集要項)
第1期募集日程は下記です。なお、第2期募集は2018年1月に予定されています。
説明会 平成29年10月17日12:00-12:50 人間社会第1講義棟2階 202講義室
出願期間 | 平成29年11月2日(木)~11月9日(木) |
試験 | 平成29年12月2日(土) |
蝦名院生ははじめての学会発表で頑張りました! また、下記シンポジウム2つで話題提供をしました。いずれも思いのほか聴衆が多く、質問もいろいろあり、よい討論ができました。
http://www.med.kanazawa-u.ac.jp/postgraduate/index.html
事項 | 日程 |
出願資格認定申請期間 | 平成29年9月29日(金)17:00まで |
出願期間 | 平成29年10月23日(月)~10月27日(金)17:00まで |
試験 | 平成29年11月17日(金) |
合格者発表 | 平成29年12月1日(金) 16:00 |
Sakai T, Komaki Y, Hata J, Okahara J, Okahara N, Inoue T, Mikami A, Matsui M, Oishi K, Sasaki E, Okano H: Elucidation of developmental patterns of marmoset corpus callosum through a comparative MRI in marmosets, chimpanzees, and humans. Neuroscience Research, 122, 25-34, 2017.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0168010217301025
マーモセット、チンパンジー、ヒトの脳梁の発達を比較
家族で養育を行う霊長類は乳児期から子ども期にかけて神経の成熟が著しい
脳梁は左右の大脳半球を結ぶ最大の神経線維の束白質路であり、感覚、運動、認知などの多様な神経機能と関連しています。金沢大学国際基幹教育院の松井三枝臨床認知科学教授らはヒトの脳梁発達研究を行ってきました。この度、酒井朋子 ジョンズ・ホプキンス大学海外特別研究員を中心とする慶應義塾大学、ジョンズ・ホプキンス大学、中部学院大学の霊長類研究者と共同で研究グループをくみ、世界で初めてマーモセットの脳梁を真横から見た断面積がどのように発達していくのか、その過程を明らかにしました。調査の結果、マーモセットでも、チンパンジーやヒトと同様に、乳児期に脳梁の断面積は急速な成長を見せ、その後ゆっくりと変化することがわかりました。一方で、母親以外の家族も子育てに参加するマーモセットとヒトは、養育期に母親と子どもの密接な関係が続くチンパンジーと大きく異なりました。マーモセットとヒトでは、チンパンジーよりも、乳児期後半から子ども期にかけて、脳梁の断面積が大きく増加することが明らかとなりました。特に、マーモセットの脳梁の断面積は大きく成長することがわかりました。これらの脳梁の発達の違いは、人類進化に伴う養育や社会行動の進化的変化と関連していることが示唆されました。論文は2017年9月1日、Neuroscience Research誌に掲載されました。
http://gsinfiniti.w3.kanazawa-u.ac.jp/
平成30年4月からはじまる大学院です。
事項 | 日程 |
公募開始 | 平成29年8月下旬 |
出願資格認定申請期間 | 平成29年10月16日(月)~20日(金) |
出願期間 | 平成29年10月30日(月)~11月2日(木) |
試験 | 平成29年11月18日(土) |
合格者発表 | 平成29年12月11日(月) |
小学館が企画したもので健常者における神経心理機能の測定を有名人数名に試みられました。その一部の結果(本人同意のもと)と取材時コメントが載りました。一般読者向けにかいつまんだ一部が紹介されているといったもののようです。ある程度年取ると誰しも感じる健常者の物忘れについて焦点が当てられていると思われます。
2017年7月29-30日に慶應義塾大学で開催されました。2日目にシンポジウム「神経心理学的検査」があり、その中の演者のひとりとして松井教授が登壇いたしました。精神疾患を対象とした話をし、ケースを通した意義に関していろいろ討論でき有意義でした。他の先生のお話は、心理学者から、小児神経学領域から、てんかん外科治療前後の検査についてでそれぞれ興味深く拝聴いたしました。