低出生体重児の発達研究論文が受理されました

稲田研究員がまとめてくださった周産母子センターとの共同研究で下記の題目の論文が北陸心理学会誌「心理学の諸領域」に受理されました。

掲載2017年12月2日

稲田祐奈,松井三枝,川崎裕香子,吉田丈俊: 低出生体重児における発達特性の検討:Bayley乳幼児発達検査第3版(Bayley-Ⅲ)を用いて、心理学の諸領域、6、41-48、2017.

メンバーが当大学特別研究学生として承認されました

富山大学大学院生の蝦名昂大君が、平成29年11月1日から金沢大学大学院人間社会環境研究科(松井研究室所属)の特別研究学生となりました。これは、下記の規則(抜粋)にもとづくものです。

金沢大学大学院学則

(特別研究学生)

第44条 他の大学の大学院の学生で、研究科において研究指導を受けようとするものがあるときは、当該大学院と協議の上、特別学生として研究指導を受けることを許可することがある。

第45条 2 特別聴講学生及び特別研究学生に係る検定料および入学料は、徴収しない。

 

 

協力研究の論文が受理されました

富山大学和漢医薬学総合研究所神経機能学分野 東田千尋教授との共同研究が雑誌Nutrients(IF=3.550, 2016; 5-year IF=4.187, 2016)に受理されました。研究の内容は、山芋エキス(ジオスゲニン)摂取が認知機能に影響を及ぼすかどうかの検討になります。

Toda C, Yang X, Matsui M, Inada Y, Kadomoto E, Nakada S, Watari H, Shibahara N: Diosgenin-rich yam extract enhances cognitive function: a placebo-controlled, randomized, double-blind, crossover study of healthy adults. Nutrients, 9(10), 1160; doi:10.3390/nu9101160, 2017.

2018年度人間社会環境研究科博士前期課程(修士課程)の大学院生募集要項が出ました

当臨床認知科学(神経心理学・医療心理学・臨床心理学)研究室での修士大学院希望者はこちらで応募できます。(募集要項

第1期募集日程は下記です。なお、第2期募集は2018年1月に予定されています。

説明会 平成29年10月17日12:00-12:50 人間社会第1講義棟2階 202講義室

出願期間 平成29年11月2日(木)~11月9日(木)
試験 平成29年12月2日(土)

日本学術会議第24期新会員として任命されました。(平成29年10月1日)

10月2日に総理府官邸にて任命式があり松井教授が出席してきました。また、10月2-4日の3日間日本学術会議にて総会がありました。会員には様々な学問領域から全部で210名の学者が選抜されていますが、そのうち心理学の専門家は5名です。地区別でみると、石川県内では3名、金沢大学内では2名が今期(1期は3年間)における会員です。(詳細は“日本学術会議と”のHPをご参照ください)

日本心理学会第81回大会にて研究発表をしました

蝦名院生ははじめての学会発表で頑張りました! また、下記シンポジウム2つで話題提供をしました。いずれも思いのほか聴衆が多く、質問もいろいろあり、よい討論ができました。

  • 松井三枝:認知機能からみたこころの健康へのアプローチ:精神・神経疾患、シンポジウム「生涯学」の展開:新しい発達観と人生観に向けて、第81回日本心理学会、2017, 9, 21, 久留米
  • 松井三枝:統合失調症の認知機能へのアプローチ、シンポジウム 心理学領域からの医学・医療、リハビリテーションへの貢献、第81回日本心理学会、2017, 9, 21, 久留米
  • 蝦名昂大, 松井三枝, 稲田祐奈, 中田翔太郎, 門本笑花, 樋口悠子, 鈴木道雄:統合失調症患者の認知機能に対する洞察、第81回日本心理学会、2017, 9, 21, 久留米 (ポスター発表)