きぃつけまっし(安全で快適な学生生活のために)
「金沢の方言?」と言えば,かなりの人がこの「…しまっし」(…しなさい)という言い方を真っ先に思いつくでしょう。
市内の多くの看板や交通標識にもこの「~しまっし」という言い方は頻繁に使われる程,金沢では日常的に使う方言といえましょう。(金沢市ホームページ:いいねっと金沢関連サイトから)
この「きぃつけまっし」は,これから皆さんが直面するかもしれない色々な出来事や事態に対して,上記金沢方言の「気をつけてくださいね」という意味合いと,「Key(あるいはKeyとなる知識や心構え)をつけてくださいね」という意味合いとを併せ持っていて,すこしでも役に立てればの思いでつけられたタイトルです。
いつも身近において、卒業まで役立ててください。
心と身体の健康管理・悩み事
金沢大学の学生相談支援体制
金沢大学では,入学した学生を卒業まで”いつも誰かが心にかけている”ことができるよう,全学的な相談支援体制をとっています。身近な相談相手としてはアドバイス教員がいます。所属している研究科等に関することは,各研究科等を担当する学生課の窓口が対応します。その他に,保健管理センター学生相談室,総合教育棟のなんでも相談室「よるまっし」,また,就職支援室や障がい学生支援室での相談もあります。
困ったら相談しよう ! 大学に行けない,人間関係で悩んでいる,気分が落ち込む…などなんでもオーケーです。
下記のいくつかの相談窓口があります。
〈アドバイス教員〉
• 皆さんには,一人ひとりにアドバイス教員(指導教員以外の教員)がついています。研究科等や学年によって,どの教員がアドバイス教員になるかは違います。割り振りされているところや,クラス担任が兼ねているところ,ゼミや演習の教員が兼ねているところなどがあります。自分のアドバイス教員が誰なのかを必ず確認しておいてください。
• アドバイス教員の役割は,皆さんが学生生活をスムーズに送る応援をすることです。学業面や生活面のわからないことを聞いたり,相談してみてください。適切な情報を教えてくれたり,よい相談先を紹介してくれたり,アドバイスをしてくださるでしょう。
• アドバイス教員とうまくいかないなぁ。。。意思の疎通ができないなぁ。。。などお悩みの場合は所属研究科等の学生課に相談してみてください。きっと相談に乗ってくれますよ。
〈研究科等相談窓口・相談室〉(各研究科等教員による学生相談)
各研究科等の学生課に学生相談窓口があります。学業や学生生活上の相談,修学や進路に関する相談には特に力になってもらえるでしょう。また,どんなところへ相談したら良いかも教えてもらえます。
〈なんでも相談室-よるまっし-〉
• 場所は総合教育講義棟2階奥の学務係向かいにあります。学期中の平日に開いています(相談担当者名を記した開室日程表を月ごとに相談室前に掲示します)。電話,メールで予約も受け付け,相談日時を調整することも可能です。
• “よるまっし”というのは,金沢の方言で「寄っていきなさい」「寄ってみませんか」という意味です。分からないことや困ったことがあれば,どうぞお気軽にお立ち寄りください!教員または学生相談員が相談にのり,必要に応じて他の先生や窓口を紹介することもあります。当然のことながら相談内容について秘密は厳守します。
• 開室日時 平日の10:30~17:00
〈保健管理センター学生相談室〉
●保健管理センター学生相談室とは?
学生生活において直面する様々な悩みや問題について,心理カウンセラー(臨床心理士)が専門的な立場から秘密厳守で相談にのります。大学でのカウンセリングサービスを学生相談といいます。人との関係や自分の性格といった精神的な悩み,学業や進路に関する悩み,不眠や食欲不振などの身体的な悩みなど,困ったことがあったら,予約を取って相談に来てください。
カウンセリングの主体はあくまで相談者本人にあります。心理カウンセラーは相談者の困っていることや希望を聞き,問題を整理することによって,相談者が自分なりの解決法を得やすいように支援します。その他にも,相談者の希望に応じて,専門的な情報を伝える,関係者の間に入って環境を調整する,適切な人物や機関の紹介をするなど,様々なことを行います。
相談室に行くことに抵抗があり,インターネットで解答を探したり,SNSで相談したりする人も増えていると思いますが,個別の悩みや問題の解決策は簡単に見つかるものではありません。友達や家族に相談しても悩みや問題が継続する場合は,カウンセリングを利用してみてください。友達や家族が困っているという場合も,利用できます。必要なときに人に頼れるような柔軟性も獲得していきましょう。
●保健管理センター学生相談室の場所は?
学生相談室は,保健管理センター本部(本部棟)と南分室(自然科学本館)にあります。この他,保健学類の学生相談室にも火曜日12:15~16:00,人間社会系の学生相談室にも火曜日12:15~16:00に心理カウンセラーが待機しています。休業期間中不在のこともありますので,予約してください。
●カウンセリング(学生相談)の申し込み先は?
多くの学生がカウンセリングを利用しています。相談したいと思ったら,まずは電話かメールで次の連絡先に連絡して予約をとってください。直接,保健管理センターに来てもらってもよいですが,当日相談できないこともありますのでご了承ください。ただし,緊急性の高い場合はすぐに保健管理センターに来てください。
受付時間 月曜~金曜 午前8時半~午後5時;休業期間中も可
〈障がい学生支援室について〉
「障がい学生支援室」は角間キャンパスの本部棟2階にあります。毎週月・水・金曜日の12:10~13:30に,障がい学生支援室員が常駐し,障がいのある学生の修学や生活に関する様々な相談に応じています。障がい学生支援室窓口は,同じ本部棟2階の学生支援課にありますので,何か相談があれば気軽に声をかけてください。
●学生のみなさんへ
大学生活を送るうえで様々なサポートが必要な学生がいます。授業におけるノートテイクもその一つです。ノートテイクは学生の皆さんのサポートが無ければ実現できません。ノートテイクに興味がある方は,是非,学生支援課の窓口にお越しください。待っています!
〈留学生センターへの相談〉
●留学生センターへの相談とは?
留学生本人,留学生を受入れた研究室の学域生,院生,教職員をはじめとする人々から寄せられる,留学生活を送る際に生じる,勉学・経済面・生活面などの多様な問題に対応しています。留学期間は限られていますから,少しでも早く相談に来て,問題解決を図りましょう。なお,プライバシー保護は言うまでもありません。
●国際機構留学生センターと連携して相談に対応する留学生担当教員もいます。
*上記金沢大学におけるメンタルヘルス対策は「きぃつけまっし2018年版」より、メンタルヘルスについての取り組みに関して抜粋しています。